2009年6月25日

東京国際ブックフェア2009「本の学校・出版産業シンポジウム2009 in東京 」

7/11に東京国際ブックフェア2009の会場で開催。

「本の学校・出版産業シンポジウム2009in東京」のお知らせ
今年も東京国際ブックフェアの時期に「本の学校・出版産業シンポジウム」が開催されます。

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本の学校・出版産業シンポジウム2009in東京
―出版産業の課題解決に向けて―
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 ◇日時: 2009年7月11日(土) 10:00~16:00
 ◇会場: 東京ビッグサイト会議棟(第1部=1階会議室※6Fから変更になっています 第2部=1階)
 ◇スケジュール
  ・受付(9:00~10:00)
  ・第1部 メインセッション(10:00~11:40)
    「出版産業の課題解決に向けて―これからの取引、販売のあり方とは」
  ・第2部 分科会(12:40~16:00)
    分科会1,2(定員 140 名 12:40~14:10)
      「デジタルコンテンツのインフラ・流通を考える」
      「リメインダー(自由価格本)は書店に利益をもたらすか」
    分科会3,4(定員 140 名 14:30~16:00)
      「リアル書店の役割と機能」
      「出版社からの責任販売・時限再販提案」
  ・懇親会(18:00~20:00)

 ◇参加費
  ・第一部(メインセッション) 無料
  ・第二部(分科会)      2,000円
  ・第三部(懇親会)      5,000円
  ※第二部+第三部セット    6,000円
 
 ◇参加申込
  ・第一部(メインセッション)はこちら
  ・第二部(分科会)第三部(懇親会)はこちら
 ※第一部と第二・第三部は別受付となります。ご注意ください。

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2009年5月 7日

GoogleBook-Webmasterの私見

ブック検索はBeta版で存在していたんだから、ストリートビューが出た時点でブック検索もこうなるであろうってのは予測できたのに、隣の畑は荒れてるな程度に傍観してて、いざこうなってから騒ぎ始める。
Googleのやり方が強硬な面もあるが、自分らの書籍管理をきちっと出来てない時点で、絶版書籍なんか価値があるといいながら一生眠ったものになってるのかもしれない。
みんなちゃんと書籍の管理しようよと、しないなら全公開でうちがやっちゃうよ?
ってことで、アメリカだからこそなのかとりあえず全部ドアをオープンにして問題なドアから閉めていく。日本はまずドア閉めて中はまったく明かさないままどれが当たりかわからないドアを順々に開けてみる。という文化的な風潮の違いもあるような。
GoogleはおそらくSF映画に出てくるような何百年後かにコンピューターにアクセスするとその情報が手に取るようにすべて検索できるのを理想としてるのだろうと思う。(猿の惑星とかで見たような)そのときのために今保存できるものは積極的にアーカイブしていくつもりで営利目的がどこまでかは実は読めないところもある。

それはさておき、Amazonのなかみ検索が始まった時期あたりに内容公開は一度話題になっているが、先駆けてこちらがGoogleBookに関してはこうしますっていう作業をして置けばよかったわけですが、やはり対岸の火事だったんだろう。
うちは近年出たものだけに関しては内容はさておきカバーなど登録情報を流すことで制限をかけている。絶版扱いになったものまではさすがに手が回らないけどその情報も公開できればそれに越したことはないかと、絶版書籍の情報の公開に関してはINCの方も以前いってたような?

自分でコントロールできるところはコントロールすれば、Google上のtoolで使用したとしても強制される範囲ではない。と思う。
もし規約の改定などがあってlivedoorやmixiの暴走のように自サイト上の著作権は自分にあるとか言い出したらそれはとめるべきだが、コントロールできますよって言われてるんだからやっとけばいい気がする。
Googleが独占的で赦せないというのであればどこかもやればいいし、1企業が出来ないのであれば複数社や国のアーカイブプロジェクトでも。
本の画像のスペックが赦せないというならPDFで提供してきちんとさせることが重要だし、一部縦書きの書籍が?に化けるとかの批判もあるけど、あれは指摘すればすぐ直るもの。
この機会にいろいろ権利でもなんでも見直しても良いのではないかと。
いままできちっとしていなかったものをきちっとするだけのことのような気がします。

2009年4月22日

出版年鑑2009

今年も6月発行になります。6/24取次搬入予定。

出版年鑑掲載の
書籍収録点数が79917点(件数にすると78013件)
雑誌点数4353点(創刊187休・廃刊186)
電子書籍が25611件(ページの関係上点数ではありません。(各サイトの要望で掲載していないものがあります。)点数にすると298250点。"同タイトル重複やフォーマット重複も1点と数えた場合")(全件数は収録しきれないので、文芸書、コミックなどを中心に、アダルト物や写真集を除いた主要なものを掲載。)
オンデマンド書籍が348点
CD、DVD-ROMが今回より掲載がなくなりました。
オーディオブック206件(点数にすると440点)
出版社数が3977社
取次会社38社
関係団体126件
受賞287件
出版関係文献資料804本
出版関連70社
書評リスト4822件

年鑑に収載されなかった自費出版系等の書籍データがあるため
2008全体 78013 79917
文芸社 175 1731
文芸社ビジュアルアート 18 366
以上のように発行点数には記載されています。
なお年鑑の分類別統計、平均定価などは出版年鑑収載分としての点数78013を基準に算出されています。

そして年鑑に載らないデータ

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2009年4月11日

装幀という仕事 貝原浩--松田健二 2009年4月中旬号

kbs090402_01.jpgkbs090402_02.jpgkbs090402_03.jpgkbs090402_04.jpg
kbs090402_05.jpgkbs090402_06.jpg


松田健二(社会評論社代表)
 貝原浩画伯と最初に会ったのはいつごろだろう。近所の出版社・風濤社で高橋行雄さんに紹介されたのは記憶している。聞けば、芸大出身で、相撲部だったとのこと。収入の安定している某新聞社の定期的仕事を断って、好みの仕事しかしないという紹介だった。
 さらに聞けば、父上が倉敷市水島にある第四福田小学校(四福)の校長を務めていたとのこと。四福こそ私の卒業した小学校だ。それ以来、貝原浩画伯との交流がはじまった。
 一九七九年十月、いいだもも氏をはじめ、多くの方の協力をえて、「歴史・文化・理論」という副題をもつ季刊雑誌『クライシス』を刊行しはじめた。
 一九九〇年一月に四〇号を刊行して終刊となった。現在の方がはるかにクライシス(危機)状況であり、クライシスというには、少し早すぎたのか。同誌の第九号(八一年秋、特集・次は何か「昭和」の総括)から、二五号(八六年冬、特集・「ハッピー・ニッポン」のウラおもて)まで、装幀をしてもらった。特集名を聞いただけで、ピッタリとした絵を描きあげる感性には、舌をまいた。
 単行本の装幀では、八三年七月に刊行した池田浩士表現論集『ふぁっしょファッション』が、一番記憶に残っている。
 そして、なによりも貝原画伯が小社に残してくれた宝は、漫文・漫画『ショーは終っテンノー』(貝原浩偏画)、昭和天皇のゲケツ報道と同時に企画し、八八年十月に刊行した。

2009年3月11日

装幀という仕事 貝原浩--中西昭雄 2009年3月中旬号

kbs090302_01.jpg『文学史を読みかえる5 「戦後」という制度』表紙(2002年3月)kbs090302_02.jpg『一九四八年』(『ペンギン・クエスチョン』1984年3月号)
kbs090302_03.jpg『黄金郷』(同83年12月号)kbs090302_04.jpg『白浪五人男』(同84年5月号)
kbs090302_05.jpg『蝙蝠』(同84年9月号)kbs090302_06.jpg『関東大震災』(同84年10月号)

中西昭雄(寒灯舎編集人)
 月刊誌『ペンギン・クエスチョン』(1983年9月号~84年12月号、現代企画室)を編集していたときに、貝原浩さんに雑誌の最終ページに戯画「仮設縁起絵巻」を描いてもらった。全共闘時代に多くの読者をもった『朝日ジャーナル』をもじって、「報道・評論・解説・冗談」をモットーにした雑誌だったが、「冗談」部分の構想がなかなか浮かばなかった。そんなとき、天野恵一さんの紹介で貝原さんに会い、最終ページをお願いすることにし、創刊3号から掲載した。
 貝原さんの戯画は、小手先の軽いタッチのものでなく、日本近現代史の底流や暗部を群像で構成するもので、丁寧に読み込んでいけばいくほど、そのエスプリと批評精神がやっと納得できるもので、好評だった。たとえば、「一九四八年」は、中央で唄う美空ひばりを、坂口安吾、太宰治の戯作派の作家、復員姿の児玉誉士夫、「踊る宗教」の北村サヨ、「パンパン嬢」、浮浪児がとりまき、自動車の陰では東条英機が命乞いをしている。このたった一枚の戯画で、「一九四八年」という年の世相史を浮き彫りにしていて、その力量と努力は並大抵のものではない。この雑誌は残念ながら16号で休刊になり、貝原さんの戯画は14回で終わってしまった。それまでの戯画とともに、池田浩士さんが文をつけて、単行本『仮設縁起絵巻』(現代書館)が刊行された。また、栗原幸夫さんや池田さんが中心になった「文学史を読みかえる研究会」の講座(全8巻、インパクト出版会)の表紙でも近現代史を色彩絵巻にしている。

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